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「リーボック(Reebok)」のグローバル・クリエイティブ・ディレクターを努めるカービー・ジーン=レイモンド(Kerby Jean-Raymond)が3月1日付で退任することが明らかとなった。ジーン=レイモンドは2017年から「リーボック」と契約を結んでいた。
ジーン=レイモンドは、米・ニューヨークに拠点を置くデザイナーで、2013年には自身のブランドである「パイアー・モス(Pyer Moss)」を立ち上げている。同ブランドのアイテムは、デザインにブラック・カルチャーの要素が取り入れられている点が特徴で、2015年の黒人男性が白人警官に射殺された事件など以降は、コレクションを通じてファッション業界から黒人として人権問題に声を上げることもあった。