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「ファクトタム」との資本提携を解消したTOKYO BASEは大丈夫か?

Sep 4, 2018.久米川一郎Tokyo, JP
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東京ブランドの「FACTOTUM(ファクトタム)」(有働幸司・社長兼デザイナー)を展開するデザイナー企業ロスチャイルド社は、セレクトショップ企業のTOKYO BASE(東証一部)との間に昨年6月30日に結んでいた資本提携を解消し、TOKYO BASEに譲渡していた株式(総株式の49%)を買い戻した。昨年の今頃は快進撃ぶりばかりが喧伝されて、株価も2000円をつけて、こりゃどこまで上がるのかなと思わせていたTOKYO BASEだが、今年に入り第1四半期(3〜5月)で微増収減益を計上してから株価はガタ落ちして、一時は500円台まで下落した(現在は700円を境に上下)。どうも、この「FACTOTUM」を持っているのがしんどくなったという感じがヒシヒシとする今回の解消劇だ。株がガタガタでだいぶアワ食っているような印象だ。さらに言えば、昨年8月には「Maison MIHARA YASUHIRO(メゾン ミハラヤスヒロ)」を運営するソスウとも資本提携しているので、こちらはどうなるのかも気になるところ。とにかく第2四半期(3〜8月)の決算を10月の発表までにどうまとめてくるのか、大注目だ。

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