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Japan|大丸梅田店が5階「ミチ カケ」で導入した生理バッジが論争に

Nov 28, 2019.久米川一郎Tokyo,JP
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大丸梅田店5階に11月22日、女性をターゲットにした新ゾーン「ミチ カケ(michi kake)」がオープンした。日本初の7ブランド、関西初の4ブランドを含む18ブランド17店によって構成されている。売場面積は約893㎡(約270坪)。「オシャレをしたい」という単純な欲求だけではなく、体調や体形、生理など女性特有の悩みに応える新ゾーンとして注目されている。

ファッション・ビューティブランド以外では、女性の生理週間を軸に、女性の4週間のバイオリズムに寄り添うライフデザインを提案する商品を扱ったベイクルーズグループの「エミリーウィーク」、女性のための漢方やお茶などを提供をする台湾発のライフスタイルブランド「デイリリー」、TENGAが展開するアダルトグッズブランド「イロハ」の日本初となる常設店などがある。

この売り場自体百貨店としては斬新なものだが、それ以上に注目を集めているのが、この売り場で実験的に導入された「生理バッジ」だ。生理バッジとは、生理中(月経中)であることを社員が示せる、服に付けるプレートだ。通常の「ミチ カケ」フロアをアピールするプレートとリバーシブルになっている。生理バッジは小山健氏の漫画「ツキイチ!生理ちゃん」とコラボしており、裏返すとそのキャラクターである「生理ちゃん」が現れる。

この「生理バッジ」導入については、「ミチ カケ」PR事務局によると「大丸社内で意見を出し合う中で生理であることをオープンにすることで他者からの気遣いなどポジティブな動きがみられるのではないか」との声があり、試験的な運用が始まったという。バッジをつけるかつけないかはテナントのスタッフや売り場担当社員の任意となっていて、強制ではないという。ただし「誰にでも起こりうる生理現象を、わざわざ公表する意味はあるのか?」「わざわざバッジを作るのだったら、生理休暇、生理早退とか申請したら何も聞かず何も言わない上司を下さい」「プライバシーもデリカシーもないただのモラハラでは」などの批判もSNS上では上がっているという。

大丸では「必ずしも肯定的な反応ばかりではないことは覚悟しています。『常に寄り添いたい』『少しでも心を軽くしてほしい』との想いで、タブー視されてきたジャンルにも向き合って、この新ゾーンを作りたい」としている。あくまでも試験的な試みではあるが、今後が注目される。

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