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中国ECの最大手「Tモール」がコスメの売上ランキングを発表 メンズコスメが絶好調

Mar 28, 2019.Tokyo, JP
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Tモール公式Weiboより

中国ECの最大手「Tモール(Tmall)」は、3月4日に開催された「Tモール・ビューティ大賞」で、2018年の年間売上ランキングを集計し、部門毎に上位ブランドを発表した。「Tモール」での化粧品の購買者は昨年3億人を突破し、そのうち女性は67.7%、男性は32.3%を占め、年齢別で比較すると20代は50.8%、30代は29%、10代は6%だった。

メンズスキンケア部門では「ロレアル(L’oreal)」、「WIS」、「ニベア(Nivea)」の洗顔アイテムがベスト3にランクインし、リップ部門では「マック(M・A・C)」のリップスティック、「ジバンシィ(Givenchy)」のルージュ・ジバンシィ・マット、そして「ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)」のリップ マエストロがランクインした。乳液・クリーム部門では「キールズ(Kiehl’s)」、「オレイ(Olay)」、「ウィノナ(Winona)」がランクインした。化粧水部門では「ランコム(LANCOME)」、「ドクターシーラボ(Dr.Ci:Labo)」、「ホームフェイシャルプロ(HomeFacialPro)」だった。

メンズコスメは、昨年から急速にブランド数が増えており、アイテム毎の売れ行きも絶好調だ。アイブロウペンシルは前年比214%増、リップは278%増、日焼け止めは145%増、香水は55%増だった。男性向け乳液・クリームは114%増、化粧品は89%増、パックは56%増、洗顔料は51%増と、どのカテゴリーも二桁以上の伸び率だった。

マイナーブランドも人気で、中国の上海、北京、成都、武漢、杭州などの南方都市で支持されている。そのうちの8割が20代で、女性が88%を占めていた。

部門別以外の傾向として、限定商品がますます人気を集めていることと、“引き締め”効果をうたう商品が売上を伸ばしている。また、「ニュートロジーナ®(Neutrogena®︎)」、「クラリソニック(Clarisonic)」、「ケラスターゼ(Kerastase)」などのブランドの美容家電も人気を集めている。

また、「トム フォード(Tom Ford)」、「グラムグロウ(Glamglow)」、「コスメ(Cosme)」、「スリーコンセプトアイズ(3CE)」、「アトリエ・コロン(Atelier Cologne)」、「プリメーラ(Primera)」、「d プログラム(d program)」、「バーネンゲン(Barnängen)」「东方季道」の9ブランドが新たに「Tモール」と契約し出店することを発表した。

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