
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)にフランチャイズ加盟し、新潟県を中心に「蔦屋書店」を展開するトップカルチャーは6月11日、2026年10月期の中間決算を発表した。売上高は93億9800万円(前年同期比5.0%減)だったものの、営業利益は1億4200万円(前年同期は1億1100万円の赤字)、親会社株主に帰属する中間純利益は8億1200万円(同2億6200万円の赤字)となり、黒字転換を果たした。純利益の大幅改善には、2026年4月に子会社の明文堂が書店チェーン「明文堂書店」の一部事業を承継したことに伴い、負ののれん発生益7億4700万円を特別利益として計上したことが寄与した。
4月末時点のグループ店舗数は107店舗。主力の蔦屋書店事業は売上高83億3700万円(前年同期比0.5%減)だったが、セグメント利益は3800万円(前年同期は1億9000万円の赤字)と収益性が改善した。一方で成長を牽引したのは、ゲーム・トレーディングカード事業と飲食事業だ。ゲーム・トレーディングカード事業は売上高3億1300万円(同24.4%増)、セグメント利益4500万円(同55.1%増)と好調に推移した。また、2023年に買収したメソッドカイザーを通じて展開する「タリーズコーヒー(Tully's Coffee)」事業も伸長。飲食事業の売上高は6億5900万円(同11.9%増)、セグメント利益は2800万円(同94.8%増)と大幅な増益となった。
書店市場が縮小するなか、トップカルチャーは書店に加え、カフェやトレーディングカードなど収益源の多角化を進めている。なお、2026年10月期の通期業績予想については現在精査中としており、現時点では公表を見送っている。









![[[name]]](/assets/img/common/sp.png)