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ヴェルサーチェ財団がエルトン・ジョン・エイズ基金の募金キャンペーンに参加

Jun 8, 2023.平野智香Tokyo,JP
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ヴェルサーチェ財団は6月6日、エルトン・ジョン・エイズ基金のロケットファンドを通じてLGBTQ+を支援する募金キャンペーンに5年間取り組むと発表した。

ヴェルサーチェ財団は、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ジミーチュウ(JIMMY CHOO)」「マイケルコース(MICHAEL KORS)」を擁するカプリ・ホールディングス・リミテッドにより2022年のプライド月間に創設された。同財団は、慈善団体などと協力し、LGBTQ+の歴史や文化の保存を支援するとともに、LGBTQ+コミュニティの平等、健康、安全性の向上の促進に取り組んでいる。

エルトン・ジョン・エイズ基金は、エイズ蔓延に終止符を打つため1992年に設立された。エルトン・ジョン・エイズ基金のロケットファンドは、HIV・エイズの蔓延を助長する健康上の不平等、偏見、差別への取り組みに焦点を当てている。検査や薬などの健康資源へのアクセスを強化し、差別的で危険な法律と闘い、感染リスクの高い人々が予防や情報を通じて自分の健康をコントロールできるようにすることを目指している。

ヴェルサーチェ財団からの寄付金はロケットファンドを通じ、HIV・エイズにより偏見や差別の対象となってきたLGBTQ+コミュニティのメンバーや、エイズによる死亡者が多いアフリカ地域の人々など感染リスクが高い人々を支援するために使用される。

また、「ヴェルサーチェ」の専任デザイナーであるドナテラ・ヴェルサーチェはロケットファンドの共同創設者だ。彼女は、「ロケット・ファンドの共同創設者として、ヴェルサーチェ財団とともにこの重要な取り組みを支援できることを光栄に思います。そして、LGBTQ+コミュニティを支援する同盟者であることを誇りに思っています。ヴェルサーチェは、包括性と公平性の促進につねに取り組んでおり、エルトンと彼の素晴らしい基金、そして2030年までにエイズとそれに不随する差別や偏見を終わらせようという彼らのミッションへの支援に取り組んでいきます」と述べている。

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