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BASEが越境ECを手掛けるwant.jpを最大7億5000万円で子会社化

Aug 6, 2024.高村 学Tokyo, jp
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ネットショップ作成サービス「BASE」を運営するBASE(ベイス)は8月6日、越境EC事業を運営するwant.jp(ウォントジェーピー、本社:東京都港区、代表:金泰成)を子会社化すると発表した。want.jpの株式は2回に分けて取得する予定で、取得額は1回目が1億円、2回目が最大で6億5000万円を見込んでいる。

want.jpの2023年12月期決算は、売上高は19億3900万円、営業利益は4億2300万円の赤字、親会社株主に帰属する当期純利益は4億9300万円の赤字で、2期連続で最終赤字を計上している。

BASEは同日、2024年12月期の中間決算(1月1日〜6月30日)を発表、売上高は73億2500万円(前年同期比36.7%増)、営業利益は5億800万円(前年は2億8700万円の赤字)、親会社株主に帰属する中間純利益は4億4100万円(同3億7200万円の赤字)と2桁の増収で、最終利益は大幅に改善された。

主力のBASE事業が好調で、1月16日に月額の有料プランを5,980円から19,980円に値上げしたにも関わらず、離脱する利用者は想定よりも抑制され、売上高は前年同期から14.9%増となる42億3800万円だった。

オンライン決済サービスのPAY.JP事業は、同期間から収納代行を債権譲渡形式に移行したことで非課税となり、売上高は前年同期よりも約10%増の水準で計上している。売上高は前年同期から61.1%増となる26億8700万円だった。

BASEは業績が好調なことから、2024年12月期の通期連結業績予想を修正している。売上高は155億円(前回発表は147億円)、営業利益は2億円(同ゼロ円)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億9800万円(同700万円)に修正した。

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