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ジンズHDが商品の同質化で7年ぶりに定番商品を全面刷新

Oct 17, 2022.セブツー編集部Tokyo,JP
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アイウェアブランド「ジンズ(JINS)」を手掛けるズホールディングス(以下、ジンズHD)は10月14日、2022年8月期の通期連結決算を発表した。売上高は669億100万円(前年比4.7%)、営業利益は33億1500万円(同−34.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億5000万円(同−77.2%)と増収減益だった。ジンズHDは現在、国内464店、海外236店の計700店舗を展開しており、新規出店の効果もあり売上高は前年比でプラスだったが、セールの増加や円安の影響による原価率の上昇などで営業利益は同34.3%減となり、東京本社の移転で特別損失を計上したことや米国の事業構造の改革費などで最終利益は同77.2%減となった。

「JINSアプリ」の会員数は、2022年8月末で約1127万人と前期末比で257万人増加し、好調に推移している。また、「ジンズワンデー(JINS 1DAY)」を展開しているコンタクトレンズも定期購買が拡大し、計画通りに売上を伸ばしている。しかし、販売実績をもとにした商品開発を進めたことで、商品の同質化を招くこととなり、訴求力の低下を引き起こした。ジンズHDは、こうしたことから約7年ぶりに定番商品を全面刷新する。

また、同社は同日、2023年8月期の連結業績予想を発表した。売上高は781億円(前期比16.7%)、営業利益は70億円(同111.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は41億円(同446.0%)とした。

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