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Japan|マザウェイズ・ジャパン倒産で表面化したベビー・子供服業界の危うさ

Jul 5, 2019.久米川一郎Tokyo, JP
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マザウェイズ公式HPより

ベビー・子供服ブランドの「マザウェイズ(motherways)」を生産・販売するマザウェイズ・ジャパン及び関連会社の根来、ネイバーズの3社が6月30日に大阪地裁に自己破産を申請し、7月1日に保全管理命令を受けた。負債総額は3社合計で約74億円。「マザウェイズ」は全国のショッピングセンターを中心に、今年6月末時点で99店舗を展開していた。かなり大型の倒産だ。マザウェイズ・ジャパンの設立は1991年。アメリカのベビー・子供服ブランドの「マザウェイズ」とライセンス契約して同ブランドで全国のSCに出店して来たが、近年は西松屋チェーンやしまむらの子供服チェーン「バースデイ」に代表される安価な子供服が台頭してきており、そのあおりを受けた倒産だ。もちろんベビー・子供服は出生数の減少をモロに受けるカテゴリーであり、倒産予備軍がかなりいると見られている。

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