スノーピークの子会社であるスノーピーク コリアは、韓国初となる直営キャンプフィールド「スノーピーク エバーランド キャンプフィールド(Snow Peak EVERLAND Campfield)」を5月19日に一部オープンした。グランドオープンは2024年夏を予定している。
「スノーピーク エバーランド キャンプフィールド」は、約6万6,000平方メートル(東京ドーム約1.4個分)の敷地面積を誇る。キャンプフィールドのほか、アウトドアグッズやアパレルが購入できる直営店と、韓国では初出店となる「スノーピーク カフェ&ダイニング(Snow Peak Cafe&Dainig)」を併設している。
キャンプフィールドは、6月から週末限定で運営を開始する。初回のオープン時には、デイキャンプを楽しめるピクニックセットの販売や、自然の中での働き方にフォーカスした企業研修プログラムの実施が予定されている。
「スノーピーク カフェ&ダイニング」は屋内スペースが約400平方メートル、野外ダイニングスペースが約990平方メートルの広々とした空間だ。ダイニングスペースでは焚き火を楽しみながら食事をすることができる。
キャンプフィールドが本格的にオープンする2024年の夏からはキャンプ、グランピング、バックパッキング、トレッキングといった多様なアクティビティに加え、スノーピークが販売している隈研吾プロデュースのトレーラーハウス「住箱 -JYUBAKO-」への宿泊も可能となる。
スノーピークは4月に福島・白河高原と福岡・油山にてキャンプフィールド併設の店舗をオープンしたばかり。他にも2023年度に岩手・陸前高田で、2024年度に宮城・都城でキャンプフィールドおよび直営店を開業する予定だ。
近年のキャンプ人気の高まりと共に続々と大規模なキャンプ場をオープンさせているが、その勢いは国内にとどまらないようだ。韓国のほか、アメリカやイギリスにも子会社を持ち、台湾や中国にも出店しているスノーピーク。さらなる海外進出が注目される。