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「TGC」運営のW TOKYOの第1四半期は大幅な減収減益も、通期は増益予想を維持

NEWNov 16, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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「東京ガールズコレクション(TGC)」を企画・制作するW TOKYOは11月14日、2026年6月期の第1四半期決算を発表した。売上高は9億500万円と前年同期比30.9%減、営業利益は6200万円(同73.4%減)、四半期純利益は3900万円(同73.0%減)となり、主力イベントの開催回数の影響を受けて大幅な減収減益となった。

主力事業であるTGCプロデュース関連の売上高は7億2900万円で前年同期比28.5%減となった。7月にはインドネシア・ジャカルタで海外版「TGC」を開催したほか、国内でも福井県鯖江市などでイベントを行った。しかし、前年同期に松山で実施していた「TGC」が今期は開催されなかったことが響き、売上高は前年を下回った。

収益面では、物価上昇や人件費の増加が引き続き重荷となっている。W TOKYOは中長期的な事業成長を見据え、既存従業員の賃上げや中途採用の強化など、人的資本への投資を継続。これにより販売費および一般管理費が増加し、利益を押し下げた。

2026年6月期の通期業績予想は変更せず、売上高40億5100万円(前年比3.2%増)、営業利益5億2000万円(同48.1%増)、当期純利益3億3300万円(同92.9%増)と大幅な増益を見込む。今期は北九州や広島での「TGC」開催が決定しており、下期にイベントが集中することで収益が積み上がる見通しだ。

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