「デサント(DESCENTE)」は、機能性を製品の内側に潜ませ、表からは見えない設計にすることで、よりミニマルで洗練されたデザインを実現した「インビジブル(invisible)」シリーズを新たに展開する。シリーズデビューとなる今季は、水沢ダウンのロングコート、ジャケット、コーチジャケットの3アイテムを11月1日から発売する。カラーはブラックのみで、S、M、L、Oの4サイズ展開。
「インビジブル」シリーズは、「デサント」のオルテライン10周年を記念して開発された。オルテラインとは、高機能ダウンジャケットの水沢ダウンの開発をきっかけに2012年に誕生し、ブランド独自のスポーツウェア開発の歴史の中で培ってきたパターンや縫製技術などを継承し、発展させ続けているカテゴリー。年齢やシーン、流行に左右されずさまざまな場面で着用できるという特徴がある。
今回発売する3アイテムは、水沢ダウンの特徴である熱接着などの特殊加工をウェアの内側に配置することで、従来の水沢ダウンと同様に、防水性や保温性など高い機能性を備えながら、表面にダウン特有の凹凸感が響きにくい、よりミニマルなデザインを実現している。また、ダウン量を従来の60%に抑え、街中でより快適に着用できるように改良し、すっきりとしたシルエットのダウンジャケットに仕上がった。着ぶくれしにくいシンプルなデザインは、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンでの着用に適している。さらに、羽毛にはシリアルナンバーによる厳正な管理を行うことで全ての羽毛の調達過程を追跡することが可能な「DOWNPASS」認証を取得したトレーサブルダウンを使用している。本シリーズは、2023年の春夏シーズンでも2アイテムを展開予定。
本シリーズの開発者は、「見えない仕様、隠された仕様だからこそ、細部までこだわって丁寧に作り上げることが、結果としてモノの本質へのこだわりに通ずると考えている。「インビジブル」は、今までの水沢ダウンとは異なる圧着手法により、ダウンパックを内側に潜めた新たな仕様を採用。表からは見えない部分だからこそ丁寧にこだわりぬくモノづくりへの新たな挑戦となった」と述べている。
今回発売するアイテムのロングコート(121,000円)は、取り外しが可能なフードを備えており、ビジネスからカジュアルまで、日常の様々なシーンに対応可能なロング丈のダウンコート。ジャケット(96,800円)は、裏地に独自開発の蓄熱保温素材「ヒートナビ」を使用することで衣服内を快適な温度に保つことができる。コーチジャケット(77,000)は、水沢ダウンで初めてとなるタイプの型で、ジェケットと同様に「ヒートナビ」を使用している。本アイテムは、「デサント」のオルテラインカテゴリー10周年を記念して新宿ルミネ1にオープンしている期間限定ショップ「デサント ルミネ新宿」、直営店の「デサント トウキョウ」や「デサント ブラン」「デサント ゴルフ コンプレックス銀座」の各店舗、公式オンラインサイトで販売。