
アパレル・アンダーウェアを展開するFLAVAが、新ブランド「ノスタルヴィア(NOSTALVIA)」を立ち上げ、8月25日から公式オンラインストア、ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」、一部の卸先で販売を開始する。第一弾は大阪をテーマに、阪神タイガースや大阪の街並みをモチーフにしたコレクションを展開する。
「ノスタルヴィア」は、フォトグラファーの新田桂一をブランドキュレーターに迎え、「共感と共創」をブランドコンセプトに、都市ごとのカルチャーを切り取りファッションに落とし込むプロジェクト型ブランド。デビューコレクションでは、大阪の熱気や歴史、そして地元愛を反映させたアイテムを展開する。
目玉となるのは、2025年に球団設立90周年を迎える阪神タイガースとのコラボレーション。虎柄を基調に、「ノスタルヴィア」のエンブレムに虎の爪痕をあしらったグラフィックなど、6種類のデザインを用意した。キービジュアルには、自他ともに認める「虎党」で、俳優・歌手として活躍する夏木マリを起用。新田桂一が自ら撮影し、大阪の持つ力強さとファッション性を融合させたビジュアルに仕上げた。
さらに、大阪の代表的エリア「新世界」と「ミナミとキタ」をテーマにしたグラフィックTシャツも登場。「新世界」シリーズでは通天閣を中心に、新田が撮り下ろした写真を大胆にプリント。「ミナミとキタ」シリーズでは道頓堀や梅田周辺の街並みを切り取り、大阪らしい活気を表現した。それぞれ6柄をラインアップし、観光客だけでなく地元の人々にも響くデザインを目指した。
撮影には新梅田食堂街の協力も得て、老舗店舗「天満タコフィニ」や「That’s Pizza」のオーナーなど、大阪に根付く人々をモデルとして起用。彼らの姿を収めた写真はデジタルフォトブックとしてまとめられ、ブランドの世界観をより深く感じられるコンテンツとして配信される予定だ。
価格帯は、Tシャツ6,900円〜、長袖Tシャツ7,900円〜、トレーナー9,900円〜、パーカー11,000円〜。いずれも新田桂一によるビジュアルワークと、大阪の文化を融合させた唯一無二のデザインとなっている。
FLAVAは今後も都市ごとのテーマでコレクションを発表し、地元の人々やカルチャーとのコラボレーションを通じて「着るストーリー」を提案していく。第二弾以降のテーマ都市にも注目が集まりそうだ。