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大迫傑や一山麻緒、清水希容らファッション企業に所属するアスリートが東京五輪で活躍

Aug 9, 2021.西岡愛華Tokyo, JP
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スーツ事業のファーストルックに大迫傑選手を起用したTOKYO BASEより

8月8日に閉幕した東京2020オリンピックでは、日本は史上最多となる58個のメダルを獲得した。コロナ禍というかつてない特殊な状況下で行われた東京五輪で大健闘を見せた選手団には、ファッション企業に所属するアスリートも多くいる。今回、彼らの戦績を紹介する。

まず、繊維含む幅広い化学系商材を扱う大手メーカー旭化成所属アスリートからは、5名が出場した。陸上競技・男子1万メートルの相澤晃選手は17位、男子50キロ競歩の川野将虎選手は6位、そして、男子20キロ競歩に出場した池田向希選手は見事銀メダルを獲得した。そして、注目は柔道に出場した永瀬貴規選手と大野将平選手だ。永瀬選手は男子81キロ級で金メダルを、大野選手は男子73キロ級で金メダルと男女混合団体戦で銀メダルを獲得した。

次に、ナイロン、ポリエステル、アクリルの3大合成繊維すべて取り扱う大手化学企業の東レからは、4名のバレーボール選手が出場した。惜しくも一次リーグでドミニカ共和国と戦い敗戦した女子チームのアウトサイドヒッター、黒後愛選手と石川真佑選手、そしてベスト8入りを果たした男子チームのセッター・藤井直伸選手、ミドルブロッカー・李博選手の以上4名が健闘を見せた。

そして、「ミキハウス(MIKI HOUSE)」を手掛ける三起商行からは、11名が出場した。同社は「ミキハウススポーツクラブ」を運営しており、17競技37名のアスリートが所属している。ウォータースポーツ関連では、カヌー・スラローム男子カナディアンシングルの羽根田卓也選手が決勝10位、競泳・平泳ぎの武良竜也選手は決勝7位、セーリングRS・X級女子の須長由季選手は10位、塚本真選手が出場したアーティスティックスイミングでは日本チームは4位に輝いた。そして飛込競技の男子シンクロナイズドダイビング3メートル飛板飛込の坂井丞選手は決勝5位、2種目に出場した寺内健選手は、男子3メートル飛板飛込で決勝12位、男子シンクロナイズドダイビング3メートル飛板飛込で決勝5位という成績を残した。陸のスポーツでは、テニス・女子シングルスの土居美咲選手が1回戦突破。そして注目選手はレスリング・男子グレコローマンスタイル60キロ級で銀メダルを獲得した文田健一郎選手と、空手・形で銀メダルを獲得した清水希容選手だ。残念ながら、テコンドー・女子57キロ級・元世界女王の濱田真由選手はニジェールの選手に敗れ、初戦敗退。テニス・男子シングルスで世界ランク56位の西岡良仁選手は、試合中に右脚の違和感を訴え、初戦途中を棄権した。 

日本最大級の女性用下着メーカー、ワコールからは陸上競技の選手2名が出場し、女子1万メートルの安藤友香選手は7位、女子マラソンの一山麻緒選手は8位に輝いた。これまで、スケーターやサーファー文化を支えてきたムラサキスポーツからはスケートボード・ストリートの白井空良選手が出場。予選9位で決勝に進むことはできなかったが、日本のスケートボード文化の盛り上がりに大きく貢献してくれたと言えるだろう。大手総合スポーツメーカーのミズノからは3名が出場し、陸上競技・男子110メートルハードルの金井大旺選手が準決勝8位という結果を残した。そして、現役最後のレースとして今回東京五輪の舞台に挑んだナイキの陸上・男子マラソン、大迫傑選手は2時間10分41秒のタイムで6位にランクインした。あまりの酷暑に30人が途中棄権した厳しいレースだったが、大迫選手は見事完走してみせた。

1年の延期を乗り越え開催された東京2020オリンピックが幕を下ろし、次は2週間後に開催されるパラリンピックにも注目が集まる。ファッション業界に関して言えば、スポーツアパレルメーカー大手のゴールドウイン所属の鈴木孝幸選手が一人で競泳競技の複数種目に出場する。着用ユニフォームだけでなく、鈴木選手のようなファッション企業所属の選手にも是非注目したい。

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