「コーチ(COACH)」は、韓国人ラッパーのイ・ヨンジを新たにグローバル・アンバサダーに起用すると発表した。
韓国出身のアーティストが「コーチ」のアンバサダーを務めるのは今回が初めてである。アンバサダー就任とともに、イ・ヨンジは「コーチ」のFall 2023キャンペーンに登場する。
今回のアンバサダー就任に関して、イ・ヨンジは「お気に入りのブランドであり、私にインスピレーションを与えてくれるブランドでもあるコーチのアンバサダーになれて感激しています。これから私たちがともに取り組んでいくことを発表していくのが待ちきれないし、コラボレーションの一環として私のストーリーを発信し続けられることにワクワクしています」とコメントした。
また、「コーチ」のクリエイティブ・ディレクターであるスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)は「ヨンジは、自分らしくいることで周りにいる人をインスパイアできる人です。彼女は、自分らしさの表現を大切にするスピリット、そしてコーチ ファミリーを通じてよりインクルーシブなファッションの世界を目指す私たちのビジョンを反映しています」と語った。
イ・ヨンジは、2002年生まれの韓国人ラッパー。2019年にデビューし、1年経たずに韓国ラップオーディション番組「高等ラッパー3」で初の女性ラッパーとして優勝をする。また、今年では韓国ボーイズグループSEVENTEENのメンバーであるホシ、ドギョム、スングァンで結成される3人組ユニット「BSS(ブソクスン)」のシングルアルバム『SECOND WIND』のタイトル曲『Fighting』にフィーチャリングし、韓国の音楽番組で1位を次々と獲得するなど話題となった。