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帝国ホテルが耳なし食パンの開発でフードロスを削減を目指す

Sep 16, 2022.Tokyo,JP
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帝国ホテルは9月16日、耳まで白い食パンを新たに開発したと発表した。これまでサンドイッチを作る際にパンの耳は切り落としていたが、フードロス削減の観点から切り落とさずにそのまま使用できる食パン作りに取り組んできた。
帝国ホテルは、「おいしく社会を変える」をコンセプトに、フードロスに限らず、さまざまな食文化、背景を持つ来館者にも食を楽しんでもらえるよう、ヴィーガンメニューの拡充を目指してきたが、耳まで白い食パンの開発もその一環だ。10月1日からは東京料理長の杉本雄監修のもと、各店舗ごとの特徴やシグネチャーメニューを活かしたヴィーガンメニューを提供していく。フードロスの問題は、余った食品を焼却する際に排出されるCO2が地球温暖化につながり、環境に負荷をかけているという指摘がある。耳まで白い食パンはこうした問題の解決の一助になるだろう。今回の取り組みについて、杉本雄氏は「誰ひとり取り残さないという食におけるバリアフリーこそが、おいしく社会を変える取り組みの一つだと考え、日々取り組んでいます。食の多様性=ヴィーガンメニューの提供で完結するのではなく、家畜のストレスフリーを考慮する動物福祉や、フェアトレード食材の使用する責任ある調達の取り組みなど、食の選択肢を増やす取り組みを揺らぐことなく推進していきます」と、コメントしている。

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