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商業施設「KITTE大阪」や劇場、ホテルが集まる「JPタワー大阪」が誕生

Apr 6, 2023.茂木美櫻Tokyo, JP
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商業施設「KITTE大阪」や劇場、ホテルが集まる「JPタワー大阪」が誕生

JR大阪駅直結の大型複合施設「JPタワー大阪」が2024年3月に竣工予定だ。高さは約188mで、地下3階、地上39階のフロアからなり、商業施設に加え、劇場、ホテル、オフィスが集結する。

「JPタワー大阪」が建設されるのは、1874年に開業した初代大阪駅の跡地であり、2012年まで旧大阪中央郵便局舎が建っていた歴史ある場所だ。150年の歴史を継承し、新しい出会いを生み出し続け、これからの大阪を成長させる起点となることをコンセプトに掲げる。

地下1階から地上6階にオープンする「KITTE大阪」は、郵便局舎の一部を保存、活用した吹き抜けのアトリウムが特徴的な大型商業施設。JR大阪駅からの抜群のアクセス性を活かして、「日本各地のヒト、モノ、コト、想いが集まり、日本の良さを再認識、発見できる場所」をテーマにして、2024年7月に開業予定だ。

6階には約1,300席のキャパシティを持つ劇場「SkyシアターMBS」がオープンする。自由度の高い舞台機構と最新設備を備え、演劇、ミュージカル、音楽、演芸など、国内外の芸術性の高い演目や、関西文化の発信に寄与する多様な演目を上演する。

また、新ホテル「大阪ステーションホテル オートグラフコレクション(THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection)」も開業。7階・8階にバンケット、29階から38階に客室を設ける。JR西日本ホテルズとマリオット・インターナショナルが共同で運営し、標準客室でも40平方メートルの広さを確保するラグジュアリーなホテルだ。

11階から27階に位置するオフィスは、貸室面積が約1,200坪にも及ぶ西日本最大のオフィス空間となる予定。オフィスワーカーがリラックスできる屋上庭園や、フィットネスルーム、サウナなどを併設し、新たなワークスタイルを提案していく。

「JPタワー大阪」に加え、約45,000平方メートルの巨大都市公園を含む新たな街「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」など、様々な再開発プロジェクトが進行しているJR大阪駅前。2025年に大阪万博を控え、日本の文化、技術を発信する都市として、さらなる盛り上がりを見せている。

 

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