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「マメクロゴウチ」の2023年春夏コレクションは竹や竹籠から着想を得たアイテムを展開

Oct 19, 2022.セブツー編集部Tokyo, JP
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写真:マメクロゴウチ 2023春夏コレクション LOOK34、LOOK36、LOOK37

「マメクロゴウチ(Mame Kurogouchi)」は、2023年春夏コレクションの単独展示会を開催した。テーマは「Bamboo Groove」。古代から現代に至るまで日本人の暮らしと密接な関わりを持ち続けた竹籠、そして竹そのものをフィーチャーしたコレクションとなっている。籠そのものが持つ美しさ、緻密な編みとその中に仕掛けられた「間」に魅せられた黒河内真衣子は、その関係性を人間とドレスの関係性の中に見出した。

20世紀初頭に活躍した作家・飯塚琅玕斎による「花籠」に強烈な共感を覚えた黒河内。本コレクションにおいて最も多くのアイデアを琅玕斎の作品から得たという。ニットピースには、琅玕斎が得意とした、束編みを彷彿させる緻密な編みのテクニックが施されている。また、織りや刺繍で竹林柄を表現した、上品な透け感のある楊柳ジャカードのピースや、シルクオーガンジーのトップスなど、竹そのものが持つ美しさを体現するようなアイテムも展開。ブランドの最もアイコニックな表現であるコード刺繍は、竹籠そのものを思わせるようなシルエットと極細のコードで、これまで以上に精巧な刺繍としてキャミドレスやランジェリーに施される。カラーパレットは、竹林を思わせるミントグリーンを中心とする。囲炉裏の煙に燻され変色した煤⽵の持つ自然なブラウンのグラデーションや竹の節の再現は、伝統的な有松絞りの技法で丁寧に表現。アクセサリーには、真竹を燻し、束編みの技法で作られたネックレス、ピアスなどや、竹ビーズを使用したKIJIMA TAKAYUKIとのコラボレーションハットを展開。直接的、または間接的に竹や竹籠が表現されている。

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