(「UA900」についてプレゼンテーションする「ニューバランス」の開発担当の桜井氏)
日本において、月1回以上ウォーキングする人の数は人口の33%の約3,660万人だという。「ニューバランス」が行った調査によると、新型コロナウイルスの感染拡大の前後では20代・30代のウォーキング頻度が男女ともに増加したことが分かった。さらに、20代は2人に1人が習慣的にウォーキングを行っているという。新型コロナウイルスによる自粛期間を経て意識的に日常にウォーキングを取り入れる、若者のライトなウォーカー層が増えている。しかし更なる調査で、20代から40代のうちウォーキングをする時にウォーキングシューズを履いたことがあると答えた人は26%ほどであった。
「ニューバランス」は調査の結果から、日常でのウォーキングシーンを想定し、機能性とデザイン性を兼ね備えたウォーキングシューズを開発。「UA900」は「ニューバランス」初のユニセックスのウォーキングシューズ(サイズ:22.0〜29.0)で、性別や年齢を問わないデザイン。トレンド感があることよりも、ベーシックなスタイルで長く履くことを意識している。アッパーは、「ニューバランス」のライフスタイルシューズから着想を得ており、外見がウォーキングシューズに見えないところが特徴だ。
ウォーキングに特化した機能性にも注目で、ランニングシューズにあるような衝撃吸収性よりも安定性・バランスを重視し、ランニングシューズよりも少し重みのある作りになっている。踵の部分は反った形状になっており、着脱がしやすい。爪先の部分には耐久性を持たせてアクティブなシーンでも安心して履くことができる。日本人の足に合った締め付けの少ないゆったりとした形と、自然と爪先から前に進むような感覚の履き心地で、長時間履き続けても疲れにくくなっている。
カラーは5色展開。価格は各9.900円。