
「ニューバランス(New Balance)」は4月21日、渋谷区の代々木公園でリアルとオンラインが融合したマイクロレース「New Balance YOYOGI PARK FKT」を開催すると発表した。「FKT」とは、「Fastest Known Time」の略で、「知られている限り最も速いタイム」を意味している。つまり、実際にコースを走り、その走行タイムをオンライン上で競うアクティビティだ。「ニューバランス」は、ランニングがブランドの発祥であり、ベスト・ランニング・ブランドになることを全世界的に目指している。コロナ禍の影響でこの2年ほどはマラソンレースなど、一度に人を集めるイベントの開催が難しかったが、「ニューバランス」はITを駆使して東京のランニングの聖地のひとつである代々木公園でランニングコミュニティを盛り上げていく。
「ニューバランス」は同日、「New Balance YOYOGI PARK FKT」の発表会を開催し、ニューバランスジャパンの久保田伸一代表取締役社長や自らもランニングが趣味だという渋谷区の長谷部健区長らが登壇した。久保田社長は、「コロナ禍をきっかけに、ランニングに対する興味は数字でも顕著だ。ランニングの予備軍のウォーキングも伸びている。ニューバランスは『名古屋ウィメンズマラソン』や『渋谷・表参道ウィメンズラン』をサポートしているが、プロのランナーから一般のランナーまで幅広くサポートしたい。ランニングは健康維持だけではなく、精神的ストレスの発散にもなる。この2年ほどはランナーたちが一緒に走る機会が激減したが、ランニングコミュニティを盛り上げていきたい」と、「New Balance YOYOGI PARK FKT」の意義や目的について語った。
「New Balance YOYOGI PARK FKT」は、4月21日から5月20日までの間、代々木公園で開催される。公園内に設定された約1.6kmのコースを走り、走行記録をアスリート向けのアプリ「Strava」にアップロードして公開することでマイクロレースに参加することができる。期間中はいつでも何度でも参加が可能だ。