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カタールW杯ベスト4がついに決定!準決勝進出国のユニフォームを徹底分析

Dec 13, 2022.Tokyo,JP
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アルゼンチンサポーター 画像:FAFAワールドカップ公式ツイッターから

カタールで開催中の「2022 FIFA ワールドカップ」がついに終盤を迎え、準決勝へ進む4チームが出揃った。ネイマール率いる南米王者ブラジルや絶対的エースのクリスティアーノ・ロナウドを要するポルトガルなど、優勝候補が次々に敗退するというジャイアントキリングが起こった今大会。準決勝を目前に一層盛り上がりを見せる「2022 FIFA ワールドカップ」で、「セブツー」的注目ポイントはピッチやスタンドを鮮やかに彩る各国のユニフォームだ。サッカーのユニフォームは毎シーズンデザインが更新され、エンブレムやスポンサーなどが変わる度についつい集めてしまうもの。今回は準決勝進出を決めたベスト4のユニフォームとエンブレムについて解説する。ちなみにベスト16で今大会を去ってしまったサムライブルーこと日本代表(FIFAランキング24位)のユニフォームは、日本の国土を象徴する海と空の青がルーツになっていると言われており、エンブレムの八咫烏には太陽の化身、神武天皇を道案内して勝利に導いたことから、勝利の象徴とされている。

アルゼンチン
FIFAランキング3位(2022年10月6日付)

W杯優勝2回、準優勝3回を誇るアルゼンチンは、ブラジルやウルグアイなどがひしめく南米の代表国。アルビセレステス(白色と空色)のストライプ柄が特徴的で、今回のテーマは「かつてディエゴ・マラドーナが着用したものを彷彿とさせるクラシカル」。胸元の光るエンブレムは、金色の盾を表しており、AFA(アルゼンチンサッカー協会)の文字と「勝利と栄光」を象徴する月桂樹が周囲を囲んでいる。そんなアルゼンチンの注目選手といえば、バロンドール賞(世界年間最優秀選手賞)を歴代最多の7度受賞している10番のリオネル・メッシだろう。前年のバロンドール受賞者がいる国はW杯に優勝できないというジンクス「バロンドールの呪い」が存在しており、数々のタイトルを手にしてきたメッシがついにジンクスを破りW杯のトロフィーを掲げるか注目である。

リオネル・メッシ 画像:FAFAワールドカップ公式ツイッターから

クロアチア
FIFAランキング12位(2022年10月6日付)

日本、ブラジルに延長戦の末、PKで勝利したクロアチアは、前回大会(2018 FIFA ワールドカップ)の準優勝国である。東ヨーロッパのバルカン半島に位置するクロアチア代表の愛称は「ヴェレトニ」(炎の男)。白と赤の市松模様の「シャホヴェニツァ」(チェス盤)が印象的なユニフォームは、内陸部の赤と海岸部の白を意味している。エンブレムは国章を軸に、サッカーボールとHNS(クロアチアサッカー協会)の文字と盾を意味するブルーが用いられている。そんなクロアチア代表を鼓舞するのは、前回大会の最優秀選手でスペインの強豪レアル・マドリードに所属する10番ルカ・モドリッチだ。これまで長時間に渡る連戦の疲労が心配されるモドリッチだが、圧倒的な技術とサッカーIQを武器に自身最後のW杯に心を燃やしている。果たして前回大会の宿敵フランスとの再戦が見れるか楽しみだ。
画像:FAFAワールドカップ公式ツイッターから

フランス
FIFAランキング4位(2022年10月6日付)

前回大会優勝のタレント軍団フランスは、過去優勝2回、準優勝1回のヨーロッパ代表国だ。青、白、赤のトリコロールが印象的なフランス国旗は、フランス革命の革命軍の帽章から由来しており、それぞれ自由、平等、博愛の意味を持っている。ミッドナイト・ブルーのユニフォームには、現在もフランスの象徴ともされている雄鶏が空を見上げている。紋章学で雄鶏は「戦いの準備や覚悟ができていること」を暗示させるものとされている。そんな雄のニワトリから由来して、愛称はル・コックやル・ブルー。今大会も圧倒的な力を発揮するフランス代表は、「前回大会の優勝チームが予選敗退する」というジンクスを見事に打ち砕き華麗なプレーで準決勝まで進んでいる。その圧倒的な強さを裏付けるのは、フランス史上最強とも言われるタレント軍団だ。パリ・サンジェルマン所属の10番キリアン・エムバペ、フランス代表歴代最多得点記録を更新した9番オリヴィエ・ジルー、アトレティコ・マドリードの司令塔の7番アントワーヌ・グリーズマン、他にもバルセロナ所属の11番デンベレや今大会怪我で出場していないカンテやポグバなど揃いに揃っているのである。フランス初のW杯2連覇に期待したい。
オリヴィエ・ジルー 画像:FAFAワールドカップ公式ツイッターから

モロッコ
FIFAランキング22位(2022年10月6日付)

今大会のダークホースであるモロッコは、スペイン、ポルトガルを下し見事アフリカ勢初のベスト4に駒を進めた。ユニフォームは国旗に基づいたモロッコ国民の祖アラフィー家の伝統色の赤とイスラムの伝統色の緑色だ。エンブレムにはモロッコ王国の王冠と国家安泰の象徴の「スレイマンの星」、FRFM(王立モロッコサッカー連盟)の文字が記されている。先日行われた準々決勝では、19番ユーネス・エンネシリがクロスボールに特大ジャンプのヘディングで合わせ見事勝利し歓喜した。モロッコ代表にはエムバペ、ネイマール、メッシの所属するパリ・サンジェルマンでプレーする2番アクラフ・ハキミやプレミアリーグのチェルシー所属の7番ハキム・ツィエクなど、世界最高のレベルでプレーする選手も多く在籍している。堅守速攻型のスタイルでアフリカ勢初の決勝進出なるか、アトラスの獅子に注目したい。
画像:FAFAワールドカップ公式ツイッターから

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