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米津玄師最新MVの監督が所属 King Gnu常田率いるクリエイター集団「PERIMETRON」とは?

Jul 14, 2023.茂木美櫻Tokyo, JP
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米津玄師『月を見ていた』のMV監督を務めたOSRIN

今や国民的アーティストとなった米津玄師が、6月26日に約3カ月ぶりとなる新曲『月を見ていた』を配信シングルとしてリリースした。今作は世界中で大人気のRPGゲーム『ファイナルファンタジー(FINAL FANTASY)』シリーズの最新作『ファイナルファンタジー16(FINAL FANTASY XVI)』のテーマソングとして書き下ろされた。ゲームの世界観を表現する叙情的な歌詞と、訴えかけるような米津の歌声が心を震わせる壮大な1曲だ。

楽曲そのものもさることながら、7月9日にYouTube上で公開された同曲のミュージックビデオも、14日16時現在すでに約390万回再生されるほどの話題を呼んでいる。幻想的な草花が咲き乱れる異空間、騎士たちによる激しい戦闘、謎の宗教の儀式という3つの世界線が圧倒的なスケール感と映像美で展開され、ミュージックビデオの常識を超えた、1本の映画のような作品に仕上がっている。

「一体こんなすごいMVを作ったのは誰なのか?」と誰もが気になってしまうような作品だが、映画同様最後にはしっかりとスタッフロールが流れる。ここにディレクターとして記載されているのが、この作品の仕掛け人「OSRIN(オスリン)」。この名前を見て、約4億4千万回という驚異の再生回数を誇る、KingGnu『白日』のミュージックビデオと同じ監督だと気づいた人はどれくらいいるだろうか?

OSRINは、1990年名古屋生まれの映像作家。これまでにGLAYや櫻坂46、Tempalayといったアーティストのミュージックビデオやアートワークを手掛け、2022年にはTBS系テレビ番組『情熱大陸』でも特集された。そんなOSRINの代表作はやはりKingGnuの『白日』だが、実はKing Gnuやmillenium paradeのほとんど全てのミュージックビデオを彼が監督している。OSRINは、King Gnuのメンバー常田大希が主宰するクリエイター集団「PERIMETRON(ペリメトロン)」の一員なのだ。

なんとなく名前やその存在は聞いたことがある人もいるかもしれないが、一体何をしているグループで、どんな人が集まっているのか、謎に包まれた部分が多いPERIMETRON。元々は常田による音楽レーベルの名前だったが、そこにOSRINと、プロデューサーやデザイナーとして活動する佐々木集が加入し、クリエイティブチームとなった。現在は、OSRINのような映像作家のほか、3DCGクリエイターやイラストレーター、広告ディレクターなど様々な肩書きを持つ11人のクリエイターが所属している。活動内容は、ミュージックビデオ等の映像制作、CDジャケット等のアートワーク制作だけでなく、イベント制作、プロダクトデザイン、空間デザイン、スタイリングなど多岐にわたる。

King Gnuやmillenium paradeのメンバーが所属していることもあり、ミュージシャン関係の作品でスポットを浴びることの多い彼らだが、実はファッションブランドとも多くコラボレーションしてきた。例えば、ビートたけしや柄本時生らが出演し話題となった「ロエベ(LOEWE)」2022年秋冬メンズコレクションのプロモーションビデオ。これも、PERIMETRONが企画から映像プロデュース、モデル出演に至るまでを手掛けた作品だ。

他にも、宮沢りえを起用した「ハーパーズ バザー × ヴァレンティノ(Harper’s BAZAAR × VALENTINO)」のプロモーションムービーや、「カンサイヤマモト(KANSAI YAMAMOTO)」や「ユナイテッドトウキョウ(UNITED TOKYO)」のコレクションムービーを制作。2022年には「G-SHOCK」からコラボモデルを発売したこともあり、ファッション業界でも着実に存在感を強めている。
今回OSRINが米津玄師『月を見ていた』のミュージックビデオを監督し、また新たな層から注目を浴びることとなったPERIMETRON。唯一無二のクリエイティブな作品を世に送り出す気鋭のアーティスト集団に、音楽だけでなくファッションシーンからも熱い視線が注がれている。

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