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セブン&アイ・ホールディングスが西武・そごうの売却を再延期

Mar 31, 2023.セブツー編集部Tokyo,JP
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国内大手の流通会社セブン&アイ・ホールディングスは3月30日、 米国の投資ファンドであるフォートレス・インベストメント・グループ(Fortress Investment Group LLC)への西武・そごうの売却延期を発表した。

同社は、昨年11月11日に開催された取締役会で、同社が保有する発行済全株式を、フォートレスに譲渡することを決議。同日、フォートレスの関連事業体であり、特別目的会社である杉合同会社との間で契約を締結した。フォートレスは2017年にソフトバンクグループに買収され、ソフトバンクグループ傘下となった。しかし昨年9月、ソフトバンクグループとアブダビ首長国の政府系ファンド(SWF)のムバダラ・インベストメントが、フォートレス買収で合意に近づいていると報じられた。

1月24日、西武・そごうの株式譲渡、及びそれに伴う異動の実行について、本件を2023年3月中に実行するとしていた。同社は今年1月にも、2月1日としていた売却時期を延期しており、今回で2度目の延期となった。

延期の理由について同社は、必要な所定の条件の交渉を継続しているが3月中の実行が難しくなったとしており、投資ファンドのフォートレスと連携する家電量販店のヨドバシカメラの西武池袋本店への出店をめぐり調整が難航しているようだ。本件の実行日に関しては完了次第、公表される予定だ。

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