
シューズ専門店「ABCマート」を展開するエービーシー・マートは7月8日、2027年2月期の第1四半期決算を発表した。売上高は1054億8300万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は203億1600万円(同8.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は142億9600万円(同10.4%増)と増収増益だった。国内外でインバウンド需要が追い風となったほか、低迷していた海外事業の収益改善も業績を押し上げた。
5月末時点の店舗数は国内外合わせて1508店舗。このうち国内は1115店舗で、地方郊外のショッピングセンターを中心に10店舗を新規出店し、2店舗を閉店した。国内事業の売上高は779億5300万円(前年同期比7.2%増)、営業利益は189億2200万円(同7.2%増)と堅調に推移し、訪日客の需要拡大も追い風となった。
海外事業も回復基調が鮮明となった。売上高は289億1200万円(前年同期比10.8%増)、営業利益は13億8700万円(同29.2%増)と大幅な増益を確保。3月末時点で韓国317店舗、台湾63店舗、米国7店舗、ベトナム4店舗、フィリピン2店舗の計393店舗を展開している。
特に韓国事業は回復が目立った。2026年1〜3月の売上高は179億500万円(前年同期比13.1%増)、営業利益は7億6900万円(同25.9%増)。2024年12月の戒厳令の影響で前年同期は大幅な減収減益となったが、「グランドステージ(GRAND STAGE)」を中心とした業態転換や、中国・東南アジアからのインバウンド需要の取り込みが奏功し、業績は大きく回復した。
エービーシー・マートは2027年2月期通期について、売上高4008億円(前年比5.9%増)、営業利益656億円(同3.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益464億円(同0.1%増)を見込んでいる。







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