
福山雅治が出演するTOKYO FM「JET STREAM」
中居正広とフジテレビをめぐる一連の問題を受けて、歌手で俳優の福山雅治と所属事務所のアミューズは8月18日、第三者委員会が公表した調査報告書の中で「不適切」とされた懇親会に出席していたことを認めた。同日に発売された週刊誌「女性セブン」の独占記事でも語っている。
調査報告書では、中居正広の事案とは別に、フジテレビの大多亮・元専務が女性アナウンサーや女性社員を会合に同席させ、福山雅治から性的なニュアンスを含む発言があったと記されている。人気俳優であり、大物アーティストでもある福山福山雅治が、フジ幹部との懇親会に参加していたことは大きな注目を集めた。
一方で、所属事務所アミューズへの影響は限定的だ。報道を受けて株価下落が懸念されたが、むしろ堅調に推移。アミューズ株は3年ぶりに2000円台を回復し、直近1週間で3.5%の上昇を記録した。
アミューズは14日に2026年3月期の業績予想を上方修正。営業収入を従来予想の620億円から650億円へ、営業利益を25億2000万円から38億円へ、純利益を15億円から25億円へと引き上げており、サザンオールスターズや星野源のツアー収益などが好調だった。
福山雅治は、「下ネタ好き」として知られる一面を持つが、上場企業を代表する看板タレントとしての立場を踏まえ、今後の振る舞いには一層の慎重さが求められそうだ。