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「バーバリー」が2022年第3四半期決算を発表 年内に約50店舗の新コンセプト店舗がオープン予定

Jan 23, 2022.西岡愛華Tokyo, JP
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バーバリーグループは1月19日、2022年第3四半期(2021年10〜12月)の決算を発表した。売上高は7億2300万ポンド(約1139億円*)で、上半期に続いて堅調に収益増加を記録した。特に、南北アメリカでの継続的な力強いパフォーマンスと、アジア太平洋およびヨーロッパ・中東・インド・アフリカ地域での回復により、既存店売上高はパンデミック前の前々年と比較して26%の増加を達成した(前年比10%増)。

同社は、ブランド活動の観点から、独自のストーリーテリングと体験を通じて、消費者のエンゲージメントを促進し続けてきた。第3四半期には、メゾンの象徴的なアウターウェアの提供を祝う最初の専用アウターウェアキャンペーンをローンチし、自由と探検のテーマを解き放つインスピレーションあふれるブランドフィルムを発表した。加えて、韓国・ 済州島での没入型ポップアップやTikTokでの強力な勢いと相まって、インスタグラムにおいて過去最高レベルのアクセス数を獲得した。同社は、SNSでの宣伝などでの若い消費者層の取り込みを強化しており、全ての商品カテゴリにおける2桁の成長の推進には、新規顧客の存在が必須だったとしている。

製品別では、アウターウェアとレザーグッズの売上で特に大きな成長を見せ、フルプライスのアウターウェアの売上は、パンデミック以前の前々年と比較して38%増加した。レザーグッズも前期に比べて強化され、前々年比29%増の売上を達成した。

さらに、新しい店舗コンセプトの展開により、顧客体験の向上にも注力しており、2番目の旗艦店である上海のプラザ66を含め、新デザインの店舗は31店舗あり、年度末までには約50店舗の新コンセプト店舗がオープンする予定だ。

*1ポンド=154円換算(1月23日時点)

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