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北海道・札幌の複合商業施設「ココノススキノ」が2023年秋に開業

May 9, 2023.平野智香Tokyo, JP
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東急不動などの5社は5月8日、北海道札幌市中央区の「ススキノラフィラ」跡地に建設中の「札幌すすきの駅前複合開発計画」の施設名称を「ココノススキノ(COCONO SUSUKINO)」に決定したと発表した。繁華街として全国的に知られているすすきのの新しいランドマークとなる複合商業施設として、2023年秋に開業する。

「ココノススキノ」は地上18階地下2階建てで、延べ床面積は約5万3000平方メートル。竹中工務店が施工を担う。札幌市営地下鉄すすきの駅と直結する。東急ホテルズ&リゾーツによるライフスタイルホテル「SAPPORO STREAM HOTEL」、 TOHOシネマズによるシネマコンプレックス、ダイイチによる食品スーパー、アインファーマシーズによるコスメ&ドラッグストアなど、飲食・物販・サービス店舗、エンターテイメントを含む複合商業施設で、すすきのの魅力である「あそび」を体感できる施設となっている。 

日本有数の繁華街であるすすきのの玄関口「すすきの交差点」にて、建物と合わせて新たな街のシンボルのひとつとなることを目指し、外壁上部に北海道最大のビルボードを、外壁下部に北海道最大のデジタルサイネージを設置する。広告に限らず、施設・地域情報など、思わず目を向けたくな る情報を発信することで、街のメディアとしての役割を担う予定だ。

前身の施設である「ススキノラフィラ」は建物の老朽化などにより2020年5月に閉店した。1974年に札幌冬季五輪の波を受け「札幌松坂屋」として開業した「ススキノラフィラ」は、札幌の変わりゆく街並みを46年間にわたり見守ってきた。秋に開業する「ココノススキノ」もすすきのの新たなシンボルとしてこれから長きにわたって札幌を見守ることだろう。また、2030年に開通予定の北海道新幹線や、札幌駅前でも計画されている再開発により札幌はさらに賑やかな街へと発展するに違いない。

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