「クレ・ド・ポー ボーテ」がユニセフとジェンダー格差解消に取り組むためのパートナーシップを更新

「クレ・ド・ポー ボーテ（Clé de Peau Beauté）」は４月11日、不利な立場に立たされてきた少女たちへのSTEM（科学、技術、工学、数学）教育や雇用、エンパワーメントプログラムの推進を目指し、ユニセフ（UNICEF）とのジェンダー格差解消に取り組むためのパートナーシップを３年間延長すると発表した。

世界中の15歳〜19歳の青年期にある男子のうち、教育、雇用、技術支援のいかなる機会も得ていない割合が10人に１人なのに対し、同年期の女子たちははるかに高い、４人に１人が機会を得ていないという。「クレ・ド・ポー ボーテ」は2019年、世界中の女性の教育とエンパワーメントを支援する分野において、日本発のブランドとして初めてユニセフと複数年に渡るパートナーシップを締結。ユニセフのジェンダー平等を目指す取り組みを支援するため、民間企業としては世界最大規模となる合計870万米ドル（約11億6200万円*）の寄付を行った。

本パートナーシップでは、これまでの３年間で350万人以上の少女たちを支援してきた。具体的な活動としては、バングラデシュ、キルギス、ニジェールなどの国や地域における、これまで固定観念やジェンダー差別によって女性が遠ざけられてきたSTEM教育の促進や、女性に自己肯定、チームワーク、決断力やメンターシップなど、教育で学んだことを雇用や社会の分野でも活用するスキルの提供などが取り組まれてきた。また、ブランドのベストセラー美容液である「ル・セラム」の全世界での売り上げの一部をユニセフの活動へ寄付している。

今後、延長した３年間で新たにインドネシアが加わり、中国やペルー、ベトナム等の国や地域に拡大するプログラムを「クレ・ド・ポー ボーテ」がサポートし、ジェンダー格差の解消に取り組んでいくという。

*１ドル＝134円（４月12日16時現在）