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魚谷雅彦氏が切り離した資生堂の日用品事業 2度の上場延期の末に再び売却へ

NEWFeb 2, 2026.高村 学Tokyo, JP
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米投資ファンドのベインキャピタルは2月2日、ファイントゥデイホールディングス(以下、ファイントゥデイHD)の全株式を取得すると発表した。CVCキャピタルパートナーズが投資助言を行うファンドの出資先であるオリエンタルビューティホールディングスから、株式を取得する契約を締結した。

ファイントゥデイHDは、「ツバキ(TSUBAKI)」や男性向けコスメブランド「ウーノ(UNO)」など、資生堂グループが長年手がけてきた日用品・ヘアケア事業を中核とする企業。資生堂は2021年、この事業を約1600億円でCVCキャピタルパートナーズに売却していた。当時、資生堂の社長兼CEOだった魚谷雅彦氏は、収益性の低い大衆向け事業を切り離し、高付加価値のプレステージブランドに経営資源を集中させる戦略を明確に打ち出していた。

ファイントゥデイHDはその後、東京証券取引所プライム市場への新規上場を目指していたものの、2度の延期を経て計画は停滞。今回、ベインキャピタルの傘下に入ることで、成長戦略そのものを見直す局面に入る。

2024年12月期の売上収益は1073億円。会社側は2027年12月期に1320億円規模への成長を目標に掲げており、ベインキャピタルのもとでブランドポートフォリオや海外展開を含めた再成長シナリオが描けるかが注目される。

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