
名称が変わる前の「ハンズ渋谷店」
2026年9月末で閉店する「西武渋谷店」に続いて、渋谷のランドマークのひとつがまた姿を消すことになった。「ハンズ(HANDS)」を展開するハンズは5月25日、東京・渋谷の「ハンズ渋谷店」の営業を11月で終了すると発表した。賃貸借契約の満了に伴う閉店で、最終営業日は決定次第、発表するとしている。
「ハンズ渋谷店」は1978年9月、オルガン坂と井の頭通りが交差する渋谷の一等地に開業。文具やDIY用品、雑貨などを幅広く扱う大型店舗として、長年にわたり渋谷カルチャーを象徴する存在だった。
近年の渋谷は再開発が急速に進み、街並みも大きく変化している。その中でも「ハンズ渋谷店」は、「昔の渋谷」を知る人々にとって特別な場所だった。学生やクリエイター、海外観光客まで幅広い客層が訪れ、待ち合わせスポットとしても親しまれてきた。
特に外国人観光客からの人気も高く、2000年前後には来日した米国のグラフィティアーティストたちが立ち寄る「聖地」のような存在にもなっていた。中でも、日本の文具メーカーゼブラの「ハイマッキー」は発色や描き味が高く評価され、来日すると必ず「ハンズ渋谷店」に立ち寄り、まとめ買いするアーティストも少なくなかった。
近年はインバウンド需要の回復で再び賑わいを見せていたが、約48年の歴史に幕を下ろすことになった。







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