
中国で高い影響力を持つファッションKOLのYanie Yansonが、自身のキャリアの始まりや中国のファッショントレンドについて語った。
Yanie Yansonがファッション業界に関わるようになったきっかけは、ニューヨークでのインターン経験だった。アメリカ育ちの韓国人ファッションデザイナーのもとで働き、そのデザイナーは当時ジュリア・ロバーツやマドンナといった大物スターのスタイリングも手掛けていたという。
その後、メイクアップブランドのインターンにも参加。大学在学中には奨学金を得てミラノ、フランス、ニューヨークなど各国を訪れ、ファッション文化に触れた。大学院ではパリと上海を往復しながらファッション業界の知識を深め、そこでファッションブログを本格的に始めることを決めた。
当初はインフルエンサーとして活動することを強く意識していたわけではなく、ブログはあくまで趣味の延長だった。しかし上海に移住してから、周囲から「インフルエンサー」として認識されたことがキャリアの大きな転機になったという。
現在はブティック「Pompom」の共同創設者兼ストラテジーディレクターとしても活動。クリエイティブな戦略と複数のSNSを活用し、中国市場でブランドを拡大させる取り組みにも携わっている。
国際的なインフルエンサーとして活動する中で、ブランドとのコラボレーションは「自然なプロセス」で決まることが多いという。「私のスタイルを見てブランド側から自然にアプローチしてくるケースが多いです」と話す。近年コラボレーションするブランドにも変化があり、現在はストリートブランドやサステイナブルブランドとの仕事が増えているという。
インフルエンサーとしての影響力は、単純なフォロワー数だけでは測れない。Yanie Yansonによると、ブランドからの評価は「総合的なイメージ」と「エンゲージメント率」が重視されるという。場合によってはアクセス数やコンバージョンなどのデータで判断されることもあり、主にWeiboやInstagram(@yanieyanson)、WeChat(themarginalist)などのSNSで分析される。
自身の影響力についてYanie Yansonは、美学とコンテンツの一貫性、そして表現力の強さが理由だと考えている。「中国ではデジタルメディアの活用がとても重要になっています」とし、SNSを通じて独自の世界観を継続的に発信することが、フォロワーとの強い関係を築く要因になっているという。
現在の中国ファッションについては「変化のスピードが非常に速く、同時に成熟も進んでいる」と分析する。特に注目しているのは、ストリートブランドとハイエンドブランドの融合だ。さらにヒップホップ文化やウェブエンターテインメントとの結びつきも強まり、中国独自のファッションカルチャーが形成されつつあるという。
急速に進化する中国ファッション市場の中で、Yanie YansonのようなKOLはトレンドを生み出す重要な存在となっている。








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