Global|LVMHグループ上半期は純利益が41%増加、どのブランドが貢献したか?
Aug 9, 2018.Paris, FR
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各ブランドのパフォーマンスの要点:
・「GUCCI」の営業利益率は38.2%と過去最高を記録し、売上高は前年同期比44.1%増加
・「Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)」の売上高は、前年同期比19.7%増加
・「BOTTEGA VENETA」の売上高は、前年同期比で0.9%減少した。今年7月1日、新クリエイティブ・ディレクターにダニエル・リー氏が就任
・他ブランドの売上高は36.5%増加し、特に「BALENCIAGA」と「Alexander McQueen(アレキサンダー・マックイーン)」が好調
2018年上半期、Keringグループには大きな取り組みがいくつかあった。まず、「Stella McCartney(ステラ・マッカートニー)」と「Christopher Kane(クリストファー・ケイン)」の業務を終了し、株式の半分以上をデザイナー自身に売却することになった。非ラグジュアリーのスポーツブランド「Volcom(ボルコム)」と「PUMA(プーマ)」も今年中に業務を終了する。“純粋なラグジュアリー・ブランドグループ”の位置づけを明確にするために、Keringグループが徐々にブランド構成をシンプルにしている。 上半期の全体的な業績は良好だが、「GUCCI」以外のブランドは特に顕著なパフォーマンスを見せてはくれなかった。
*財務データはすべて為替変動の影響を除いた比較可能ベースで計算されている
*1ユーロ=128円換算(8月9日時点)