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Italy|ケリングの上半期営業利益が前年比53.1%増で過去最高を更新

Aug 10, 2018.丁 雪晴Paris, FR
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Photo:Thierry Depagne

「GUCCI(グッチ)」を中心に「BALENCIAGA(バレンシアガ)」や「BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)」を擁する「Kering(ケリング)」グループが、2018年上半期(1月〜6月期)の決算を発表した。営業利益が17.72億ユーロ(約2,268億円*)で、前年比53.1%増となり過去最高を更新した。総売上高は64.32億ユーロ(約8,232億円*)で、前年比26.8%増加した。売上高を地域別で見ると、 北米は45.4%増、西ヨーロッパは25.1%増、アジア太平洋(日本を除く)は37.6%増、日本は33.9%増だった。また、2018年上半期の売上高総利益は前年度比30%増の47.76億ユーロ(約6,113億円*、純利益は前年度比185.7%増の23.6億ユーロ(約3,020億円*)、EBITDA(利息、税金、減価償却費控除前利益)は20.02億ユーロ(約2,562億円*)で47.6%増加した。
KeringのFrançois-Henri Pinault(フランソワ・アンリ・ピノー)CEOは、「当グループは上半期に驚異的な収益を達成した。 我々の成長はブランドの独創性と市場の高い需要に基づいており、財政状況はきわめて健全だ。 各ブランドのビジネスモデルは、価値の創造、収益性及び持続可能な環境を基盤とする。 ますます競争が激しく不安定なグローバル環境の中で、2018年にはさらなる成長を目指す」と語る。

各ブランドのパフォーマンスの要点:
・「GUCCI」の営業利益率は38.2%と過去最高を記録し、売上高は前年同期比44.1%増加
・「Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)」の売上高は、前年同期比19.7%増加
・「BOTTEGA VENETA」の売上高は、前年同期比で0.9%減少した。今年7月1日、新クリエイティブ・ディレクターにダニエル・リー氏が就任
・他ブランドの売上高は36.5%増加し、特に「BALENCIAGA」と「Alexander McQueen(アレキサンダー・マックイーン)」が好調

2018年上半期、Keringグループには大きな取り組みがいくつかあった。まず、「Stella McCartney(ステラ・マッカートニー)」と「Christopher Kane(クリストファー・ケイン)」の業務を終了し、株式の半分以上をデザイナー自身に売却することになった。非ラグジュアリーのスポーツブランド「Volcom(ボルコム)」と「PUMA(プーマ)」も今年中に業務を終了する。“純粋なラグジュアリー・ブランドグループ”の位置づけを明確にするために、Keringグループが徐々にブランド構成をシンプルにしている。 上半期の全体的な業績は良好だが、「GUCCI」以外のブランドは特に顕著なパフォーマンスを見せてはくれなかった。

*財務データはすべて為替変動の影響を除いた比較可能ベースで計算されている
*1ユーロ=128円換算(8月9日時点)

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