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Global|LVMHグループ上半期は純利益が41%増加、どのブランドが貢献したか?

Aug 9, 2018.丁 雪晴Paris, FR
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ラグジュアリー業界をリードする「LVMH(モエ ヘネシー ルイ ヴィトン)」グループが、2018年上半期の財務報告を発表した。上半期の売上高は218億ユーロ(約2兆7904億円*)で、前年同期比10%増、既存事業売上高は2017年同期比12%増加した。 売上高の増加は、同グループの米国およびアジアにおける大幅な成長によるものであった。上半期の経常利益は、前年同期比28%増の46.48億ユーロ(約5,949億円*)、営業利益率は21.4%となり、前年比で2.9ポイントの増加となった。グループ全体の純利益は、前年同期比41%増の30.04億ユーロ(3,845億円*)と大幅に増加した。また部門別で売上高を見ると、パフューム&コスメティックスは16%増、ウォッチ & ジュエリーは16%増、ファッション&レザーグッズは15%増、ワイン&スピリッツは7%増の結果となった。

ファッション&レザーグッズ部門で、「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」のアーティスティック・ディレクターを務めるNicolas Ghesquière(ニコラ・ジェスキエール)の卓越した実績や、Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)がメンズ・コレクションのアーティスティック・ディレクターに就任したことによる話題性など、上半期にポジティブな影響を与えた。また、「DIOR(ディオール)」のメンズ・コレクションのアーティスティック・ディレクターにKim Jones(キム・ジョーンズ)が就任することや、Céline(セリーヌ)のクリエティブ・ディレクターにHedi Slimane(エディ・スリマン)が就任するなど(彼の初コレクションは今年9月に発表)、同グループに注目すべき話題性が多かった。
LVMHのBernard Arnault(ベルナール・アルノー)CEOが好業績について、「今年上半期の優れた成果は、各ブランドの強い熱意と戦略の有効性を証明している。 為替レートの過酷な環境の中で、当社の業績は素晴らしい結果だ。長期的視点で見ると、各ブランドは品質と創造性の両方を持ち、モダンと伝統の統合を維持することは、当社グループの戦略の成功の鍵だ。世界中に需要はまだたくさんあり、金融と政治の不確実性も存在している。 このような国際情勢の中で、ラグジュアリー業界全体を引き続きリードするためにも、我々は慎重な姿勢を保ち、才能あるチームと起業家の精神を発揮する必要がある」と語った。

LVMHの財務報告書では、2018年上半期の重要な成果が要約されている。

  • 総売上高および経常利益は、2桁成長
  • アジアと米国の目ざましい成長
  • ワイン&スピリッツは上半期の開始から業績が好調
  • ルイ・ヴィトンの優れたパフォーマンスによって高い収益性を維持
  • クリスチャン ディオールの新製品開発の成功
  • Bvlgari(ブルガリ)の優れたパフォーマンス
  • SEPHORA(セフォラ)のリアル店舗とECにおける大幅な売上高の増加
  • DFSの収益性の回復

要するに、LVMHは上半期にとても良い調子で収まった。「ルイ・ヴィトン」「クリスチャン ディオール」両ブランドのリーダーシップのもと、グループ全体が良い波に乗っているようだ。各ブランドのデザイナー交代が頻繁に行なわれ、メディアに対しても多くの話題を提供した。2018年下半期にどんなファッションショーを見せてくれるのか?引き続き注目したい。

*1ユーロ=128円換算(8月9日時点)

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