
アイウェアブランド「オンデーズ(OWNDAYS)」を手掛けるオンデーズは4月22日、ASEAN加盟国のひとつであるラオス人民民主共和国(以下、ラオス)のKoloaグループ傘下のGrandview Propertyとフランチャイズ契約を締結したと発表した。Koloaグループは1997年にラオスで設立された韓国系企業で、ラオス最大級の民間コングロマリット。オートバイや自動車の販売を中心に、金融や流通、飲食など多岐にわたる事業を手掛けている。
ラオスは人口約700万人超で、首都はヴィエンチャン。インドシナ半島の内陸部に位置し、メコン川が国を貫いて流れている。オンデーズは、ヴィエンチャンに新設予定の大型商業施設「KOK KOK MEGA MALL」内に、2025年9月下旬に第1号店をオープンし、3年間で8店舗体制を目指すとしている。
ラオスでは日本円換算で約15,000円の価格帯のアイウェアを展開し、中流階級の上位層をターゲットにする。1,000種類以上のフレームデザインを取り揃え、福井県鯖江市で製造する自社ブランド「千一作(せんいちさく)」をラインアップに加える。
オンデーズは、シンガポールやマレーシア、ベトナム、インド、アラブ首長国連邦などで「オンデーズ」をしており、ラオスへの進出によって14の国・地域での展開となる。