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ポーラ・オルビスHDが米国の連結子会社を解散 直近3年は毎年8億円前後の最終赤字

May 1, 2022.セブツー編集部Tokyo, JP
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ポーラ銀座

ポーラ・オルビスホールディングス(以下、ポーラ・オルビスHD)は4月28日、米国の連結子会社であるH2Oプラスホールディングス(米国・デラウェア)とH2Oプラス(同)の2社を2023年下期中を目処に解散および清算すると発表した。H2Oプラスは1993年に米国で創業され、化粧品の製造と販売を手掛けてきた。2011年にポーラ・オルビスグループの傘下になったが、ここ数年は業績が計画を下回る状態が続いていた。ポーラ・オルビスHDは業績回復のためにさまざまな施策を実施したものの、事業継続は困難と判断し今回の判断に至った。H2Oプラスの2021年12月期通期決算は、売上高は11億1600万円、営業利益は6億6100万円の赤字、親会社株主に帰属する当期純利益は7億3800万円の赤字だった。2020年12月期と2019年12月期もそれぞれ7億9900万円の最終赤字、8億6900万円の最終赤字を計上し債務超過に陥っていた。ポーラ・オルビスHDは今回の清算により、約2億円の特別損失を計上し、さらに法人税等が約45億円減少することから、2022年12月期の通期業績予想を修正した。親会社株主に帰属する当期純利益は162億円(前回予想は119億円)となる見込み。

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