Japan｜「サマンサタバサ」寺田和正社長が退任　19年2月期売上高は前年比13.7%減

株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドは、4月25日付けで寺田和正代表取締役社長が退任するとを発表した。本日開催された取締役会で決議された。後任は専務取締役の藤田雅章氏。寺田氏は、1994年にバッグの企画・製造・販売を事業目的とした株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドを創業し、同年にバッグブランド「サマンサタバサ（Samantha Thavasa）」を立ち上げ、渋谷パルコに第1号店を出店。2002年には銀座に都内初のフラッグシップをオープンした。ミランダ・カー（Miranda Kerr）を始め、ビヨンセ（Beyoncé）、ジェニファー・ロペス（Jennifer Lopez）、ヴィクトリア・ベッカム（Victoria Beckham）といった海外のセレブリティを積極的に起用し事業を拡大してきたが、2018年2月期には36億円の赤字を計上、2019年2月期の売上高は前年比13.7%減の277億円にまで落ち込んだ。