Japan｜サマンサタバサ新社長に門田剛氏

サマンサタバサジャパンリミテッド（以下サマンサ）は、12月11日に上席執行役員であった門田剛（もんでんつよし）氏を新社長に任命した。同日に開かれた株主総会で決議された。今年4月に就任した藤田雅章会長兼社長は代表権のない取締役会長に退く。今回は門田氏を含む4名が新たに取締役に選任され、新体制で企業改革に取り組んでいく。門田氏はサマンサの株式の31.3%を保有する紳士服大手のコナカ出身。同じくコナカ社長の湖中健介氏も取締役に選任され、取締役10人中4人がコナカ出身者になった。

門田氏は1960年生まれの59歳で、1984年に旭化成工業株式会社(現 旭化成株式会社)に入社後、1991年モンデン取締役副社長、2001年ザラ ジャパン代表取締役社長、2006年ファーストリテイリング執行役員海外事業本部長、2008年アニエスベー サンライズ (現 アニエスベー ジャパン)代表取締役社長、2013年アガタ ジャポン代表取締役社長、2018年コナカ専務執行役員経営企画室長などさまざまな企業のトップを歴任し、2018年12月にコナカ専務取締役COO経営企画室長(現任)、2019年10月にはサマンサタバサジャパンリミテッド上席執行役員に就任していた。