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タビオの第1四半期は節約志向の影響で国内は苦戦も、野球用の5本指ソックスに期待がかかる

NEWJul 8, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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靴下の専門店「靴下屋」や「タビオ(Tabio)」を展開するタビオは7月8日、2026年2月期の第1四半期決算を発表した。売上高は41億8200万円(前年同期比1.2%減)、営業利益は3億2600万円(同16.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億2800万円(同30.2%増)と減収増益だった。

国内専門店事業は売上高が31億2700万円(前年同期比2.8%減)と減収だった。都心部ではインバウンド重要が増加したものの、地方では苦戦した。消費者の節約志向が影響しているとみられる。国内EC事業は5億2400万円(同0.3%増)だった。楽天市場の限定商品として発売したストッキング感覚で履ける靴下が週間ランキングで1位を獲得し、流入数が増加するなど好調だった。

海外事業は、中国でのEC売上が好調で3億700万円(同6.4%増)だった。中国のSNSアプリのREDでのライブコマースに力を入れており、限定商品や別注カラーなども展開している。スポーツ卸事業は2億2400万円(同9.1%増)だった。スポーツ用のソックスは、ランニングソックスやフットボールソックスなどが前期から引き続き好調で、今期の第1四半期でももっとも伸びた領域だ。タビオは4月に野球向けの新商品として5本指ソックス「タビオベースボール五本指ソックス」を発売し、ランニング、サッカーに次ぐ3つ目の柱として期待がかかる。

タビオの2026年2月期の通期業績予想は、売上高は171億2200万円(前年比1.6%増)、営業利益は8億300万円(同8.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億9100万円(同5.6%減)としている。

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