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China|中国の「Tmall」がCGモデルを起用、東京で開催された「ヴァレンティノ」のショーに出席

Nov 30, 2018.Beijing, CN
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先日、「Balmain(バルマン)」が、CGで合成された3人のバーチャルモデルを最新コレクションのビジュアルに起用したという記事を書いたが、CGモデルの人気はまだ落ちる様子はなく、ファッション業界でどんどん活躍する姿が見られる。最近noonoouriというSNSで人気のCGモデルが、中国アリババが運営する「Tmall」のアンバサダーに起用されたことを彼女のInstagram(インスタグラム)で発表した。アリババには社員全員が自分にニックネームをつける企業文化があり、noonoouriのニックネームは「ヌーヌー」だという。彼女のアリババでの初めての仕事は、東京で開催された「Valentino(ヴァレンティノ)」の2019年Pre-Fallのショーに参加することだった。彼女は最前列に座ってショーを見たり、様々な有名人と交流する様子をInstagramに投稿した。このショーへの参加は、「Valentino」が11月27日に「Tmall」に旗艦店をオープンしたことの大きな宣伝になった。

noonoouriはパリ在住の18歳で、身長は150cm。これまでに「Dior(ディオール)」「Saint Laurent(サンローラン)」「Versace(ヴェルサーチ)」「Nike(ナイキ)」「Supreme(シュプリーム)」などと仕事をした経験がある。彼女がSNSへの投稿を始めた時に、「VOGUE(ヴォーグ)」のフランス版編集長を務めたCarine Roitfeld(カリーヌ・ロワトフェルド)のサポートを得て、二人で親友のように朝食を食べたり一緒に雑誌「Figaro(フィガロ)」の表紙を飾ったりした。今年5月25日にパリで行われた「Dior」のファッションショーでは、noonoouriがブランドの代わりに「Dior」のInstagramの公式アカウントに投稿し、彼女目線の写真をポストした。CGで合成したバーチャル人物ということに関わらず、彼女は普通のインフルエンサーと同じように様々な活動を行なっている。このようなCGモデルの活躍はこれからも続くのだろうか。引き続き注目したい。

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