BUSINESS NEWS
  • share with weibo
  • share with LINE
  • share with mail

債務超過の解消を目指すANAPの家髙利康社長が辞任 後任には若月舞子氏が就任予定

Aug 22, 2024.高村 学Tokyo, JP
VIEW446
  • share with weibo
  • share with LINE
  • share with mail

ANAPは8月20日、取締役会と監査役会において、代表取締役の異動と取締役候補者、監査役候補者の選任について決議したと発表した。家髙利康社長と取締役の竹内博氏、西堀敬氏は10月3日に開催する臨時株主総会をもって辞任する。

代表取締役の後任には、若月舞子(27)氏が就任する予定。若月舞子氏は慶應義塾大学在学中に同級生の山村藍琳氏とexpectを設立し、スキル提供者と利用者を繋げるマッチングサービス「エクスピート(expeet)」を運営するなど、アントレプレナーとして知られている。

2021年4月にはimmunityを設立し、生理用吸水ショーツ「&ムーンド(&mooned)」をローンチすると、2023年3月期には売上高5億3600万円、当期純利益2900万円を計上。インフルエンサーを起用したマーケティングで、創業2期目で5億円以上の売上高にまで急拡大した。さらに2024年2月にはバッグブランド「バルコス(BARCOS)」を展開するバルコスに全株式を1億円で売却している。

ANAPは、2024年8月期の第3四半期の会計期間末時点で、約16億9372万円の債務超過に陥っているが、7月31日付けで事業再生ADR手続きを申請し受理されたと発表、今後はネットプライスをスポンサーとして事業再生に取り組む。

刷新される経営陣には、ネットプライスの執行役員会長の立川光昭氏が取締役、山村藍琳氏がクリエイティブ担当の執行役員として就任する予定。

READ MORE