それによると(1ユーロ=137円換算)
・売上高:54億7500万ユーロ(約7500億円、前年比+29%。ただし前年の為替レートでは+23%)
・経常利益:23億400万ユーロ(約3156億円、同+34%)
・当期純利益:16億4100万ユーロ(約2248億円、同+40%)
・地域別の売上高と前年比は(為替変動を考慮せず):
・ヨーロッパ:11億7600万ユーロ(約1611億円、+33.4%)
・日本:5億4600万ユーロ(約748億円、+16.4%)
・日本を除くアジア:26億6500万ユーロ(約3651億円、+23.8%)
・アメリカ:9億8200万ユーロ(約1345億円、+47.0%)
ヨーロッパ(+33.4%)とアメリカ(+47.0%)の伸びが際立っている。
主なアイテム別の上半期の売上高と為替変動を考慮しない前年比は以下の通り
・レザーグッズ&馬具:23億5800万ユーロ(約3230億円、+18.0%)
・プレタポルテ&アクセサリー:14億5800万ユーロ(約1997億円、+42.3%)
・シルク&テキスタイル:3億7200万ユーロ(約509億円、+35.6%)
・他の製品(ジュエリー、ホームコレクションなど):6億4800万ユーロ(約887億円、+40.2%)
・香水&化粧品:2億3000万ユーロ(約315億円、+24.9%)
・時計:2億6200万ユーロ(約358億円、+65.2%)
メインのレザーグッズ&馬具の伸びはそこそこだが、プレタポルテ&アクセサリー(+42.3%)、ジュエリー&ホームコレクション(+40.2%)、時計(+65.2%)が凄まじい伸びを記録している。
また経常利益が売上高の42%に達したのは、前年の41%を抜いて史上初の快挙だ。値上げの効果があったとはいえとんでもない高率である。