Japan｜LINEがコロナ対策の全国調査を実施　偽物に注意

対話アプリ大手のLINE株式会社は2020年3月31日、厚生労働省の新型コロナ対策に協力するため、第１回「新型コロナ対策のための全国調査」を実施した。日本国内でLINEを利用する全ユーザーに向けて、「LINE」の公式アカウントから、年齢や性別、健康状態を問うメッセージが配信され、調査への協力を促した。一方でこの調査を装い、クレジットカードの番号などを聞く偽のメッセージが送られるという事態も発生した。これに対して厚生労働省は、「クレジットカードの番号を尋ねることはなく、公式アカウント以外からのメッセージは詐欺が疑われる。疑わしいメッセージには回答せず、厚生労働省に連絡してほしい」と呼びかけている。2回目の調査は4月5日（日）に実施する予定だ。

LINEは、コロナウイルスについての不安や健康の悩みを解消するために「LINEヘルスケア健康相談窓口」を設けたり、「LINEスタンプ　感染予防編」を発売するなど、新型コロナウイルスに対する様々な取り組みを行なっている。また、自宅学習やリモートワークをする人に向け、休校中の学習をサポートする動画配信のアカウントや、OpenChatでの情報共有など、便利な使い方を紹介している。