「ラブレス」心斎橋店が閉店

「ラブレス（LOVELESS）」心斎橋店は、７月17日をもって閉店すると店舗のインスタグラムで発表した。心斎橋店は、心斎橋ビッグステップという商業施設の１階にあり、2010年オープン時から13年間営業してきた。同店は閉店までの間、閉店イベントのセールを開催する。

「ラブレス」は、日本の大手アパレル会社である三陽商会が展開するセレクトショップで、LVMHでのバイヤー経験をもち、現在は「ソフトハイフン（SOFTHYPHEN）」のクリエイティブディレクターとして活躍する吉井雄一氏の監修のもと2004年にスタートした。国内外の優れたクリエイティブブランドを積極的に提案し、南青山一号店オープン後は業界から大きな注目を集めていた。

しかし、コロナ禍の影響もあり2019年から営業不振が続いていた。三陽商会は、代官山店や新宿フラッグシップ店などを閉店し実店舗数を15店舗から５店舗に減らした。今回の心斎橋店閉店により実店舗は青山店、ニュウマン横浜店、名古屋店、天神店の４つのみとなる。