楽天株式会社は8月1日、2020年春夏シーズンから東京ファッション・ウィークの冠スポンサーを務めることを正式発表した。2016年7月から2019年3月まではアマゾン ジャパン合同会社が冠スポンサーを務めてきたが、同業の楽天が後を引き継いだ。これにより、10月開催予定の東京ファッション・ウイークの名称は「Rakuten Fashion Week TOKYO」となる。
楽天の三木谷浩史会長兼社長は、「このたびの冠スポンサー契約を通じて、日本ファッション・ウィーク推進機構様と日本のファッションシーンの活性化に取り組むことができることを大変嬉しく思います。楽天のECサービスにおいても、ファッションは急成長している分野の1つです。本取り組みを通じて、日本のファッションを、国内はもちろん、世界中の方々に発信し、ファッション業界をエンパワーメントし、よりエキサイティングな体験をユーザーに提供していきたいと思っています」とコメントしている。
一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構の三宅正彦理事長は、「楽天は、インターネット・サービスを展開する、日本を代表するIT企業です。その楽天と私どもが手を携え、日本が誇るファッション・クリエーションを世界にむけて発信できることは、この上なく嬉しいことです。楽天の事業は、すでにインターネット・ショッピングモール中心のビジネスから、Fintech事業や通信などへとその事業領域を飛躍的に拡大し、世界からも注目されています。このスケールの大きさこそ、時代の変わり目の冠スポンサーに相応しく、『東京ファッション・ウィーク』の新たな時代の幕開けとして、大いに可能性を感じています」とコメントしている。