八木通商のムーンバットの保有株式が10.03％に増加　晴雨兼用傘が好調で第１四半期の進捗率は120％超え

八木通商が９月５日付けで大量保有報告書を関東財務局に提出し、ムーンバットの株式保有比率が10.03％になったことが明らかになった。八木通商の保有株式は47万8800株。八木通商は、「マッキントッシュ（Mackintosh）」や「C.P.カンパニー（C.P.COMPANY）」といったブランドを手掛ける名門商社。

ムーンバットは主力のパラソル・洋傘事業が好調で、2025年３月期の第１四半期（４〜６月）は、売上高38億5800万円（前年同期比18.9％増）、営業利益５億4400万円（同25.3％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は４億2500万円（同8.6％増）と増収増益を達成している。

今期の業績予想は、売上高は115億円（前年比8.4％増）、営業利益は４億5000万円（同3.5％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は３億5000万円（同35.8％減）を見込んでいるが、当期純利益の計画に対する第１四半期の進捗率はすでに121.4％を達成し、パラソルマーケットが活況を呈していることから好調を維持している。