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新複合施設「フォレストゲート代官山」の住戸計画が発表 隈研吾らがパートナーに

May 31, 2023.岩見光Tokyo,JP
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東急不動産は5月30日、2023年10月下旬に東京・代官山エリアで開業予定の新複合施設「フォレストゲート代官山(Forestgate Daikanyama)」を豊かな新しいライフスタイルを提案する物件と位置付け、MAIN棟の賃貸住宅における「ライフタイル提案住戸」の計画を発表した。

「フォレストゲート代官山」は、東急グループの渋谷まちづくり戦略「グレーターシブヤ(Greater SHIBUYA)」の1つ。東急グループは、渋谷駅から半径2.5km以内のエリアを広域渋谷圏と定義し、渋谷駅周辺の再開発に取り組んでいる。現在「フォレストゲート代官山」以外に、渋谷桜丘エリアの「渋谷サクラステージ(Shibuya Sakura Stage)」、神宮前エリアの東急プラザ原宿「ハラカド」、代々木公園エリアの「代々木公園 Part-PFI 計画」というプロジェクトが進められている。

また、「フォレストゲート代官山」は代官山駅からも近く、八幡通りと代官山通に面する好立地となっている。「MAIN 棟」と「TENOHA 棟」の2棟で構成される複合施設で、「暮らす」「働く」「遊ぶ」をシームレスに繋ぐライフスタイルを提案する、代官山の新たなランドマークだ。

建築家・隈研吾がデザイン設計を手掛けた「MAIN 棟」は、地上10階、地下2階建て。57戸の賃貸住宅と商業施設、シェアオフィスを備えた「職・住・遊」の新たな拠点を目指すという。様々な形状の木箱が積み重なるような建築デザインが特徴的で、屋外のみならず屋内にまで豊かな緑を取り入れる。この緑を取り入れたランドエスケープのような空間は、造園家でグリーンディレクターの齊藤太一がディレクションする。また、フードエッセイストの平野紗季子もパートナーとして迎え、3人のパートナーと各1戸の「ライフスタイル提案住戸」を展開する。

隈研吾が手掛ける住戸のキーワードは「こころ/With Totonou」。テレワークなどでオンオフの境界が曖昧になった現代のために「自分自身(こころ)と向き合う究極のオフ空間」を提供。齊藤太一による住戸のキーワードは「緑/With Green」。森の中にある隠れ家のような空間がコンセプト。サンルームを設置し、内と外の境界線が溶け合うことで暮らしの中でも緑を感じられる住戸を提案している。そして、平野紗季子が手掛ける住戸のキーワードは「食/With Delicious」。食卓を暮らしの中心とし、食へのこだわりや魅力を住空間の中で実践・発信することをテーマに食事を24時間満喫できる住戸を計画した。これらの「ライフスタイル提案住戸」のほか、一般住戸も、バルコニーを介して住戸空間から緑が感じられ、都会の中でも自然に親しめるような住戸を目指す。

一方、木造2階建ての「TENOHA 棟」は、カフェとイベントスペースで構成される。本棟をサステナブル活動拠点と位置付け、サーキュラーエコノミー活動を行う事業者などと連携と連携する。マルシェやイベント、ワークショップなどを通じて消費者に向けて様々なサステナブルな取り組みへの接点を提供していくという。

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