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Japan|小杉織物と青木被服が提携し、デニムとシルクを使用したマスクを発売

Oct 26, 2020.高村 学Tokyo, JP
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浴衣帯など和装製造の小杉織物とデニム衣料製造の青木被服は10月26日、日本を代表する繊維産地のコラボレーションによる商品開発を目指し提携したと発表した。第一弾として、新型コロナウイルスの再流行が懸念される今冬に向け、小杉織物のシルク生地、青木被服のデニム生地を活用した「デニム×シルクマスク」を、両社のECサイトで販売を開始した。コロナ禍の影響が続く国内の繊維産地のメーカーが連携し、より良い商品を提供することで、産地の活性化にも貢献していく。

1937年に創業した小杉織物は福井県を拠点にして和装帯を中心に製造する企業で、浴衣帯分野では国内シェア90%を獲得している。4月に発売した「洗える絹マスク」は、受注枚数が約7カ月で80万枚を突破している。1961年に創業した青木被覆は岡山県を拠点にして、デニム製品の受注生産を行っている。2010年にはデザイナーの青木俊樹がブランド「ファガッセン(FAGASSENT)」を立ち上げ、パリやミラノでも高評価を得ている。

両社はこれまで受注生産を主軸としてきたが、新型コロナウイルスの影響で受注が激減したため、今春には自社の縫製技術を生かした布マスク製造およびECサイトでの直販事業にそれぞれ乗り出した。高品質の国産布マスクはもちろん、今後は両社の本業領域でも新商品開発でタッグを組んでいく。

提携第一弾として発売中の「デニム×シルクマスク」は、表地に青木被服のデニム生地を、裏地に小杉織物のシルク生地を使用している。デニム生地は、糸の段階から染料を浸透させ色合いを保持する「反応染め」と呼ばれる特別な染色方法で織られたもので、何度洗っても殆ど色落ちがしないのが特徴だ。染色には地元の小田川の上質な水を使用することで、なめらかな色合いときめ細やかな質感に仕上げている。シルク生地は、小杉織物自社工場で織ったマスク専用のもの。同社独自の「特殊メッシュ織」技術により、絹本来が持つ肌がよろこぶ質感に加え、通気性、快適性が増すように工夫している。耳ゴムも同社工場で織られている。

また、デニム生地、シルク生地の間に、一般的な不織布フィルターと東洋紡製の高機能抗ウイルスフィルター「ヴァイアブロック」の計2枚を挟み込んだ4重構造とすることで、これからの季節にも使いやすいように工夫されている。「デニム×シルクマスク」は、両社のECサイト「Itokala by 小杉織物」、「青木被服倉敷本店」で購入できる。価格は、真鍮リベット付が3080円(税込)、リベットなしが2860円(税込)。

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