
スイスのアウトドアブランド「マムート(MAMMUT)」は10月2日、アンバサダーである俳優の岡田准一を迎え、2025年秋冬コレクション発表会「マムート・イノベーション 2025」を開催した。「マムート」は1862年にロープメーカーとしてスイスで創業し、160年以上にわたって機能性に優れたアウトドアアパレルやギアを開発している。
「マムート」は今回、スイス・アルプスの名峰「アイガー北壁」を起点とするコレクションを発売する。「アイガー北壁」を登攀するための「アイガー エクストリーム」の第6世代コレクション、1969年に日本登山隊による「アイガー北壁」直登をオマージュした「ナイジェル・ケーボン」とのコラボレーション、さらに「アイガー エクストリーム」第6世代の技術とファッション性を融合した「ドライ・ダウン・コレクション」を展開する。
発表会では、アンバサダーの岡田准一が今回も山岳セットの頂上から下山しながら登場、「普通の登場だと、物足りなくなってきてますね」と会場を沸かした。今回のショーでは医師で登山家の今井通子、マムート・アスリートの小林由佳が岡田准一とトークセッションを行った。今井通子は、アイガーを含むマッターホルン、グランド・ジョラスのアルプスの三大北壁を女性として初めて登攀に成功した登山家。
さらに、岡田准一は「アイガー北壁」を模した高さ4.5メートルの氷壁で見事なアイスクライミングを披露。氷壁は本物の氷を使用しており、「アイガー北壁」の過酷な環境を再現。「アンバサダーってこういうことをするんでしたっけ?」と笑いを誘いながらも、運動神経と体幹とで岡田准一は頂上まで見事に登り切った。