
マーティン・パー公式HPより
英国を代表するフォトグラファー、マーティン・パー(Martin Parr)が12月6日に死去した。73歳だった。マーティン・パーは2021年に多発性骨髄腫と診断されており、治療を続けながら作品制作を続けていた。
1952年に英国・サリー州に生まれたマーティン・パーは、マンチェスター工科大学を卒業すると、1994年に世界的写真家集団「マグナム・フォト」に加入。2013年から2017年までは会長を務め、ドキュメンタリー写真とフォトジャーナリズムの双方で国際的な評価を確立した。
独自の色彩感覚と、日常の滑稽さや社会の本質を鮮烈に切り取る作風で知られ、これまで世界中で多数の展覧会が開催されてきた。日本との関わりも深く、2025年に京都で開かれた国際写真展「KYOTOGRAPHIE 2025」では、京都の観光地をテーマにした新作を発表していた。





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