「パテック・フィリップ」が過去最大のエキシビションを東京で開催

「パテック・フィリップ（Patek Philippe）」は、東京・新宿住友ビル三角広場で６月10日から６月25日までの期間「ウォッチアート・グランド・エキシビジョン（Patek Philippe Watch Art Grand Exhibition Tokyo 2023）」を開催している。

同ブランドのエキシビジョンはこれまで、ドバイ、ミュンヘン、ロンドン、ニューヨーク、シンガポールで開催してきた。今回の東京で６回目の開催で、過去最大のエキシビジョンだ。

開催にさきがけて６月９日に行われたメディア向けの発表会に登壇したパテック フィリップ ジャパンの長野英樹・代表取締役CEOは、「コロナ禍の影響のため、２度の延期を経てようやく開催することができました。500を超える総展示数で、16日間にわたって開催されるパテック フィリップのエキシビジョンをぜひ楽しんでいただきたい」と語った。

広さ2,500平方メートルを超える会場の入り口には、本店のあるスイス・ジュネーブの通りやレマン湖岸の雰囲気が再現されている。会場内には、本店にあるナポレオン・ルームを再現した展示室や実際にウォッチメーカーと職人たちによる作業の実演を見学することのできる展示室など、全部で８つのテーマのルームは「パテック・フィリップ」の世界観に浸ることのできる空間になっている。

同展覧会では、６点のリミテッド・エディションを発表。そのうち２点には、新しい自動巻のカドラプル・コンプリケーションと現地時刻と同期した日付表示を備える最初のワールドタイムといった、世界初公開の技術が施されている。

また、東京会場限定で日本の文化や文化遺産、伝統的な技術やノウハウからインスピレーションを受けた40点のドーム・テーブルクロック、懐中時計、腕時計を公開している。これらは全て同ブランドが保護育成してきた希少なハンドクラフト技術が施されている。

同展覧会の入場料は無料で、公式サイトでの事前入場予約制となっている。

◾️「Patek Philippe Watch Art Grand Exhibition Tokyo 2023」概要◾️
開催期間：2023年６月10日〜６月25日
所在地：東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 新宿住友ビル 三角広場
営業時間：10時〜20時（最終入場は19時）
※25日のみ10時〜17時（最終入場は16時）
※公式サイトにて要予約